チェン 9安打浴びても1失点「ひと言で言えば奇跡」

[ 2012年8月15日 12:39 ]

レッドソックス戦に先発したオリオールズのチェン

ア・リーグ オリオールズ7―1レッドソックス

(8月14日 ボルチモア)
 元中日でオリオールズのチェンが、7回途中で自己ワーストタイの9安打を浴びながら1失点で粘り、11勝目を挙げた。前回は同じ9安打で自己最多の7失点だっただけに「ひと言で言えば奇跡。捕手のリードと打線に助けてもらった」と殊勝に喜んだ。

 勝負どころで踏ん張った。味方打線が2―1と勝ち越した直後の6回に1死一、三塁とされたが、強気に速球勝負。アービレイスをこの日最速の151キロの外角球で空振り三振、バレンシアを高めで中飛に仕留め、流れを呼び込んだ。チームは貯金を10とし、15季ぶりのプレーオフ進出を狙う。左腕は「打線がいいから勝ち星を付けてくれる。楽しい」と笑顔だった。(共同)

続きを表示

2012年8月15日のニュース