倉敷商 積極打撃で春のリベンジ「成長の証見せることができた」

[ 2012年8月15日 12:31 ]

<倉敷商―松阪>8回表、勝ち越し二塁打を放ち、滑り込む倉敷商・福森

第94回全国高校野球選手権大会2回戦 倉敷商8―3松阪

(8月15日 甲子園)
 逆転されても、再逆転して勝つ。倉敷商が、県大会の準決勝、決勝で見せたミラクル劇を甲子園でも発揮してみせた。

 1点を追う8回1死二、三塁の同点機、さらに勝ち越し機でも、スクイズは採用しなかった。「選手はやってくれると思っていたので」と森光監督。強行策を貫き、打者11人8安打の猛攻で、再び試合をひっくり返した。

 22年ぶりに出場した今センバツでは悔しい初戦敗退。その後は「積極的に打つ」をテーマにし、今夏に備えた。「積極的に打って逆転してくれた。いい試合でした」と指揮官。「成長の証を見せることができた」と春のリベンジを達成し、納得の表情だった。

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2012年8月15日のニュース