8代表決まる 龍谷大平安32度目V 広島工は20年ぶり 大谷15奪三振も涙 

[ 2012年7月26日 16:07 ]

 第94回全国高校野球選手権大会は26日、8地区で決勝戦が行われ、岩手では最速160キロ右腕の大谷を擁する花巻東が、盛岡大付に敗れ、3季連続の甲子園出場を阻まれた。

 大谷は15奪三振を記録したが、3点本塁打を打たれるなど5失点。花巻東は最終回に2点を入れたが届かず、5―3で盛岡大付が4年ぶり7回目の全国切符を手にした。

 青森では昨夏の甲子園準優勝校、光星学院が粘る聖愛に5―3で勝ち、2年連続6回目の出場。

 茨城大会は常総学院が内田の3点本塁打のリードを守り、3―0で快勝。3年ぶり14回目の優勝を果たした。

 京都は初出場を目指す京都両洋と龍谷大平安が激突。初回、4、7回と理想的な点の取り方をした龍谷大平安が4―1で勝ち、2年連続32回目の出場を決めた。

 島根大会はシーソーゲームを展開し、7回に再逆転に成功した立正大淞南が6―5で石見智翠館に粘り勝ちし、3年ぶり2回目の優勝。広島は5、8回に4点ずつを奪った広島工が8―3で38年ぶりの甲子園出場を狙った盈進を倒し、20年ぶり5回目の出場を得た。

 香川は3点を先行した香川西が追いすがる丸亀を3―2の1点差で退け、4年ぶり4回目の優勝となった。

 大分では杵築が7―5で藤蔭を振り切り、春夏を通じて初の甲子園出場を勝ち取った。

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2012年7月26日のニュース