桧山 交流戦でも代打の切り札 片岡コーチ「DHの可能性も」

[ 2012年5月15日 11:41 ]

 阪神は14日、桧山進次郎外野手(42)を交流戦でも代打の切り札として起用する方針を固めた。少ない出場機会ながら目下2試合連続安打中と好調を維持。片岡打撃コーチは今後の起用法について「調子はいい。(交流戦でも)よほどのことがない限り代打。ただジョー(城島)がケガをしたこともあるし(DHも)可能性としてはある」と説明した。

 DH制が採用される敵地ではスタメン出場の可能性も十分にある。ただ、桧山に代わる代打の切り札はいない。12日のDeNA戦でも9回、8回まで無安打無失点投球を続けていた先発・三浦から先頭打者として右越打を放ち、快挙を打ち砕いた。それだけに交流戦でも、ひと振りに勝負を託す考えだ。

 その一方で、機動力を高める秘策として2番にDHを組み込むプランも浮上している。片岡コーチは「相手投手によっては」と条件付きとして「足が速い選手を入れることはある。鳥谷の1番は基本。(DHを)2番、9番に入れることはある」と明かした。打撃に定評のある新戦力の今成、俊足の田上などのスタメン抜てきも考えられる。交流戦での貯金量産を狙う猛虎の「新打順」に注目だ。

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2012年5月15日のニュース