入場者数セ、パとも昨季より減 DeNAは大幅15%増

[ 2012年5月15日 17:40 ]

 プロ野球のセ、パ両リーグは15日、交流戦前の13日までの入場者数を発表し、昨季の同じ主催試合数を消化した時点との比較で、セは1試合平均で2・4%減の2万6041人、パは6・3%減の2万843人だった。セでは広島が20・6%、パはオリックスが22・1%と大幅に減少した。

 セの最多は阪神の3万8972人(7・5%減)、パがソフトバンクの3万546人(10・1%増)。東日本大震災の影響で昨季は4月のナイター開催を自粛したヤクルトが14・2%、DeNAが横浜時代の昨季から15・2%と大幅に増え、本拠地の東京ドームを使用しなかった巨人も3・8%増加した。

 大震災があった昨季の1試合平均をセ、パともに下回り、セで今季から導入した予告先発も観客増につながる材料とはなっていない。セ・リーグは「昨季(の数字)は交流戦も入っており、比較は難しい。予告先発で当日券は伸びるが、逆に前売り券が出ないという声もある」としている。

 延長戦を含めた平均試合時間は、昨季の全試合平均と比べてセが2分短い3時間7分、パが2分長い3時間8分だった。

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2012年5月15日のニュース