抑えの先輩 牧田が涌井に“守護神3カ条”

[ 2012年5月15日 06:00 ]

 昨季途中から抑えとして22セーブを挙げ、新人王を獲得した西武の元守護神・牧田が新守護神・涌井へ「ストッパーの心得3カ条」を伝授した。

 (1)内角をえぐれ(2)100%の力でいけ(3)開き直りの気持ちを持て――。12、13日の日本ハム戦(函館)をテレビ観戦し、涌井の外角中心の投球を分析。「まだ先発みたいな投げ方をしている。もっと内を突いた方がいい」。自身の経験を踏まえ、一球一球に全力を注ぐ重要性を説いた上で「最後は気持ち。もう、打たれても仕方ないと開き直ることも大事」とした。

 16日DeNA戦(横浜)の交流戦開幕投手に向け、この日は西武第2球場で調整を行った。「先発より中継ぎや後ろの方が精神的に苦しい。だから完投しないと」。どちらの苦悩も経験しているだけに、チームの厳しい投手事情を思いやった。

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2012年5月15日のニュース