イチロー 11試合ぶりマルチ安打も…好機で凡退

[ 2012年5月15日 10:57 ]

レッドソックス戦の9回、スモークの二塁打で、打球を見ながら三塁へ向かうマリナーズのイチロー

ア・リーグ マリナーズ1―6レッドソックス

(5月14日 ボストン)
 マリナーズのイチローは14日、ボストンでのレッドソックス戦に「3番・右翼」で出場し、4打数2安打。3試合連続安打で複数安打は11試合ぶりとなった。内容は二ゴロ、投手強襲安打、二ゴロ、左前打で打率は2割9分1厘。川崎は出場機会がなかった。チームは1―6で敗れた。

 イチローは4回にチーム初安打。2死無走者からレスターの外角直球を捉え、鋭い打球が左腕のグラブをはじいて転がる間に一塁を一気に駆け抜けた。9回にもライナーで左前に運び、2日のレイズ戦以来の複数安打。しかし6回2死一、二塁の好機では二ゴロに倒れ、試合後はコメントしなかった。

 マリナーズ打線も相変わらずかみ合わず、9回に1点を返して零敗を免れるのが精いっぱい。ウェッジ監督はそれでも「何人かのアプローチはよくなってきた。これを続けていくしかない」と前向きに話した。

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2012年5月15日のニュース