調子上らないおかわり君　２４試合本塁打なし

パ・リーグ 西武４―４ロッテ

（5月6日 西武Ｄ）
　西武の４番、中村の調子が上がらない。１回こそ先制の右前打を放ったものの、追いついてなお１死一、三塁だった４回は遊飛。８回２死一、二塁でも遊撃に打ち上げて顔をしかめた。

　自らのバットで試合を決めよう、との意欲は「４番を打ってますから」と人一倍。それが空回りしているのか４月１日の今季１号以後、２４試合も本塁打がない。この日、５打席全てに出塁した１番の栗山は「（出塁を）続けていたら、じきに４番がかえしてくれるでしょ」と同い年の主砲の奮起を待った。

　▽渡辺監督（１２残塁）「あれだけチャンスがあったから、もう１点ほしかった。（中村の不調は）今までの中でも長い」