国吉 史上最高26歳差対決制し初勝利 同期筒香に「勇気もらった」

[ 2012年5月6日 16:35 ]

<D・中>お立ち台でポーズをとるDeNA・筒香(左)と国吉

セ・リーグ DeNA4―2中日

(5月6日 横浜)
 今季まだ勝ち星のない同期の気持ちを楽にする先制弾だった。DeNA・筒香が放った初回の1号3点本塁打。「国吉に勝たせたい」その一心で振り抜いた打球は風にも乗って、ベイスターズファンの待つ右翼席まで届いた。

 中日・山本昌とは26歳差。プロ野球史上最高の年齢差となる投げ合いに臨んだ国吉はこれまで4試合投げて援護点はわずか1点。それが一気に初回3点入った。「勇気をもらった」という同級生の一発で、2回以降は三振の山を築く力投を見せた。

 「若い2人で勝ったことはチームに先々元気を与える」と中畑監督も投打の新しい中心選手の活躍を讃えた。将来のエース候補と主砲が力を発揮しての勝利。中日に2勝1引き分けと負けなかったDeNAの反攻態勢は整った。

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2012年5月6日のニュース