野村　神宮凱戦飾れず…「できなくて歯がゆい」

＜ヤ・広＞６回３失点でマウンドを降りた広島の野村（左）はベンチで大野コーチと話す

セ・リーグ 広島１－４ヤクルト

（5月5日 神宮）
　広島の野村は凱旋登板を飾れなかった。明大時代に東京六大学リーグで３０勝と３００奪三振を記録。明治神宮大会で優勝するなど輝かしい実績を残した神宮のマウンドだったが、この日は細かい制球に苦しんだ。

　６回を投げてプロではワーストとなる３失点。「全体的に高かった。もう少ししっかり投げられたら良かった」と肩を落とした。ともにプロ初体験となるナイターと中５日での先発登板。これまでと環境が違ったが「それでも自分の力を発揮しないと。できなくて歯がゆい」と悔しがった。

　▼広島・堂林（６回に失点につながるトンネル）取り返しがつかないエラー。あの１点で負けました。