大引 初の1番で決勝犠飛…指揮官は「不思議な試合」

[ 2012年5月6日 06:00 ]

<日・オ>9回1死一、三塁、決勝の左犠飛を放ったオリックス・大引

パ・リーグ オリックス5-4日本ハム

(5月5日 札幌D)
 オリックスの大引がプロ6年目で初の1番起用に奮起した。

 4―4と追い付かれた直後の9回1死一、三塁。増井の4球目を捉え、左犠飛として決勝点を挙げた。2安打2打点とチームをけん引した27歳は「前の打者がチャンスメークしてくれた。思い切って打った」と声を弾ませた。開幕から主に「2番・遊撃」を任されてきたが、岡田監督の期待を裏切る不振で、4月30日には今季初めて先発から外された。グリップの位置が低く、なでるようなスイングになっていると指摘していた指揮官も「不思議な試合。でもこの勝ちは大きいかもわからん」と話した。

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2012年5月6日のニュース