広島3連勝!巨人 本塁遠く5試合で3度目の零敗

[ 2012年4月5日 20:32 ]

3回広島1死満塁、打者梵への暴投で会沢(左)に先制の生還を許す巨人先発の内海

 広島が3連勝。3回に暴投で先制し、8回は梵の適時三塁打で加点した。先発の篠田は走者を出しながらも要所を締め、7回無失点で今季初勝利。サファテが初セーブ。巨人は3連敗。3戦連続で適時打が出ず、3度目の零敗を喫した。

【試合結果】

 プロ野球、広島―巨人3回戦は5日、マツダスタジアムで行われ、巨人は内海、広島は篠田が先発。打線が不調で広島に2連敗中の巨人だが、8番・二塁に高口を入れたほかは、前日と変わらないオーダーを組んでいる。広島は会沢が今季初の先発マスク。

 初回、巨人は長野が四球、阿部が左前打で2死一、三塁とするが村田は三ゴロに倒れ無得点。その裏、内海は梵、ニックを連続三振など、ピシャリと3人で抑えた。

 2回も巨人は高橋由が左前打で出塁するが、小笠原は三振、高口は併殺打と走者を進められず。

 3回、広島は会沢、堂林の長短打で無死一、三塁とし、1死後に東出が死球で満塁。さらに梵の時、内海の暴投で1点を先制した。

 4回、巨人は阿部、高橋由の安打と暴投で2死二、三塁とするが、小笠原は遊ゴロに倒れた。5回にも敵失と坂本の安打などで1死一、三塁とするがボウカーは併殺打。7回にも2死から高口が二塁打で出塁するも、本塁は遠い。

 9回、広島は先頭の堂林が左前打で出塁。倉はスリーバント失敗も東出はきちんと送って2死二塁。ここで梵が中越三塁打を放ち貴重な追加点を挙げ、内海をマウンドから引きずり下ろした。

 その裏巨人は、広島の抑え・サファテから先頭の村田が右前打で出塁も、高橋由、小笠原は空振りの三振。ここで代打に亀井を送ったが、捕邪飛で万事休す。

 広島は巨人に3連勝。巨人は3連敗で、これで開幕5試合で3度目の零敗となった。

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