光星・村瀬の祖父・公男さん「考えているところです」

[ 2012年4月5日 06:00 ]

第84回センバツ高校野球大会決勝 光星学院3―7大阪桐蔭

(4月4日 甲子園)
 スタンドで見守った光星学院の左翼・村瀬の祖父・公男さん(75)は「よくやったぞ。ご苦労さん」とナインをねぎらった。

 宮城県石巻市の自宅は東日本大震災で全壊。津波が数百メートルに迫り、ラジオと懐中電灯だけを持って祖母・カツ子さん(73)と2人で駆けだした。「助けて」という声とともに、何台もの車がのみ込まれるのを見た。公男さんは笑顔を届けてくれた孫に感謝し「どうやってこの気持ちを伝えようか考えているところです」と話した。

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2012年4月5日のニュース