年俸2億円助っ人ペニー 早くも“古傷”で離脱

[ 2012年4月5日 06:00 ]

<楽・ソ>ソフトバンクのペニーは右肩の異常を訴えて4回途中で降板する

パ・リーグ ソフトバンク5―6楽天

(4月4日 Kスタ宮城)
 ソフトバンクの新外国人ブラッド・ペニー投手(33)が離脱することになった。

 来日初登板となった4日の楽天2回戦(Kスタ宮城)で右肩痛を発症し、4回途中で降板。5日に出場選手登録を外れて、福岡市内の病院で精密検査を受ける。さらに同投手の希望次第では緊急帰国し、米国で検査を受ける可能性も出てきた。ペニーはドジャース時代の08年にも2度にわたり右肩痛で離脱している。

 試合後、ペニーは「相手チームの(攻撃の)ことより、自分のことが心配だ。右肩の調子がちょっとおかしい」と深刻な表情を見せた。6点目を失った直後の4回1死一塁で、聖沢にこの日3つ目の盗塁を許すと、ベンチに向かって手招きし、右肩の異常を訴えた。

 和田、杉内、ホールトンと先発3本柱が抜けた穴を埋めるべく、年俸2億2800万円の1年契約で獲得したメジャー通算119勝の大物助っ人右腕。しかし、3月21日の日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)以降は下痢の症状を訴え実戦登板を回避していた。

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2012年4月5日のニュース