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注目“ダル対決”出陣!花巻東・大谷「日本一目指して」

対戦を前に健闘を誓い合う花巻東・大谷(左)と大阪桐蔭・藤浪

 第84回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)が21日、甲子園で開幕する。初日の第3試合では、優勝候補の大阪桐蔭(大阪)と花巻東(岩手)が対決。花巻東のエース・大谷翔平投手(3年)は、ともに1メートル90を超える大阪桐蔭のエース・藤浪晋太郎投手(3年)との大型右腕対決を制し、同校初の日本一を狙うと宣言した。また、この日は開会式のリハーサルが行われたが、選手宣誓を務める石巻工の阿部翔人主将(3年)は胃腸炎のため欠席した。

 開会式のリハーサルを終えた直後。大谷はカメラマンの要望に応え、藤浪と肩を組んでツーショット写真に納まった。注目の大型右腕。そして最大のライバル。2人は握手も交わしたが、そこに言葉はなかった。初日にいきなり実現する「みちのくのダルビッシュ」と「浪速のダルビッシュ」の直接対決。大谷は静かに闘志を燃やした。

 「藤浪君は自分よりも身長が高いですし、球の勢いもある。(勝っている部分は)ないと思っています」。謙虚な言葉を並べたが、大きな目標への第一関門。ここで簡単に負けるわけにはいかない。「日本一を目指してやってきた。まずは初戦が大事になると思います」。春夏通じての東北勢初優勝を狙うと、堂々と宣言した。

 昨夏の甲子園は、左股関節痛で満足いく投球ができなかった。救援でマウンドに上がった初戦の帝京(東東京)戦で敗退。悔しさだけが残った。新チーム始動後もリハビリに専念。秋季大会も登板機会はなかった。じっと耐えるだけの日々。「チームのみんなが(甲子園に)連れてきてくれた。今回は万全な態勢で行ける。チーム全体でまとまっていきたい」と今年に懸ける思いは誰よりも強い。

 1メートル93の長身から最速151キロ。今大会は藤浪、愛工大名電(愛知)の浜田とともに「ビッグ3」として注目が集まる。しかし個人の記録には関心がない。「大阪桐蔭の打線は凄く力がある。低めを突いてゴロを打たせたい」。目指すはチームの勝利、そして日本一だけだ。菊池(西武)を擁した09年春は準優勝に終わった。佐々木洋監督は「日本一への再挑戦。岩手のど田舎の子たちですけど、力を結集して立ち向かう」と力を込めた。

 東日本大震災から1年。復興元年に開催されるセンバツで大谷は「勝つことで岩手の人にも喜んでもらいたい。喜びをプレゼントしたい」。昨年12月には、同校を訪れた菊池から「優勝目指して頑張れ!」と直接、激励された。先輩が果たせなかった大きな夢をかなえるため、まずは注目のライバル対決を制する。

[ 2012年3月21日 06:00 ]

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