三重 接戦制す 鳥取城北 猛追も甲子園初勝利ならず

[ 2012年3月21日 12:36 ]

三重―鳥取城北 5回裏三重1死三塁、岡本が中越えに適時二塁打を放つ

第84回選抜高校野球第1日第1試合 1回戦 三重6―5鳥取城北

(3月21日 甲子園)
 第84回選抜高校野球大会は21日、甲子園球場で開幕。第1試合は、三重(三重)が接戦の末、6―5で鳥取城北(鳥取)を振り切り、2回戦に進出した。

 中部大会準優勝の三重は3―3出迎えた8回、3番岡本の左前打を足がかりに、1死二塁で6番三浦の打球を遊撃手がはじき、均衡を破った。さらに8番小田の右中間適時二塁打、暴投で2点を追加し、試合を決めた。

 鳥取県勢として47年ぶり中国大会を制した鳥取城北だが、3回に逆転、再度リードを奪われながら7回に同点とし本領を発揮。9回にも1番佐藤の今大会1号となる右越え2点本塁で1点差に詰め寄る粘りをみせたが、守備のほころびが致命傷となり春夏通じての甲子園初勝利はならなかった。

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2012年3月21日のニュース