大谷攻略には根拠あり「スタミナができていないと…」

[ 2012年3月21日 18:49 ]

第84回選抜高校野球第1日 大阪桐蔭9-2花巻東

(3月21日 甲子園)
 好投手対決を制した大阪桐蔭の西谷浩一監督は「(大谷は)大会ナンバーワンのピッチャーと思いますから、前半は攻略できなかったけれど、何とか粘れて点を取れました」と中盤以降に花巻東の大谷を打ち込んだ打線を称えた。

 後半勝負には根拠があった。「大谷くんはケガをしていたと聞いていたので、スタミナという面ではできていないと思った」。大谷は練習試合こそ大会前にこなしていたものの、公式戦の登板は昨夏の甲子園以来。西谷監督は「ジャブのようなイメージ」と、足を絡めた攻撃でプレッシャーをかけ、中盤以降増え始めた抜ける変化球をとらえて逆転につなげた。

 甲子園初登板となった藤浪に対しては「初めての甲子園、開幕日、初戦ということで大変な部分もあったと思いますが、乗り越えてくれたと思います」。尻上がりに調子を上げ2失点完投したエースを高く評価した。

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2012年3月21日のニュース