青木 大学時代からの夢へ「また一歩近づいたと実感できました」

[ 2011年12月17日 12:35 ]

 入札があったことで、「大学時代からの夢」だった青木の米大リーグでのプレーが実現しそうだ。ヤクルトは入札金額を問わず受諾する方針で、青木自身は契約に関して「どんな条件でも、どのチームでも」と話している。

 2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では3番打者としてチームをけん引し、優秀選手に選ばれた。日本プロ野球で史上ただ一人シーズン200安打を2度マークしている正確なバットコントロールは、球界屈指と評価される。06年には41盗塁で盗塁王に輝くなど、足も魅力だ。

 日本野手はここ数年、メジャーで苦しんでいるが、首位打者3度を誇る青木は「周りの人と比べることはあまりしていない。自分はメジャーに行きたいから行く。ただそれだけ」とひたむきだ。2年連続で全144試合に出場。けがに負けない強さもある。心身の丈夫さを武器に、新天地を目指す。

 ▼ヤクルト・青木宣親外野手の話 待つ身だったので、ほっとしました。自分の夢にまた一歩近づいたと実感できました。今後の事は代理人に任せて、自分は練習に集中してしっかりとした準備をしておきたい。

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2011年12月17日のニュース