杉内 背番号「18」打診に大感激 「本当ですか?」

[ 2011年12月17日 11:25 ]

杉内の代理人と交渉を終えて大勢の報道陣に囲まれる巨人・原沢球団代表

 巨人は杉内の代理人である酒井辰馬弁護士(45)と16日、都内のホテルで2度目の交渉を行い、巨人から前回提示した4年総額20億円に加え、「背番号18」の打診が行われた。

 生え抜きのエースが背負ってきた番号を譲るため、原沢敦球団代表兼GMが動いた。まずは長嶋終身名誉監督に相談。「結構です。絶対に獲りたい選手。ぜひ欲しい」と手放しで了承を得た。さらに堀内恒夫氏からは「長い間空いている。いい機会かもしれませんね」。桑田真澄氏からも「結構です。頑張ってください」と、それぞれ快い返事をもらい、杉内サイドに伝えられた。

 酒井弁護士によると、交渉中に杉内本人に電話で報告したところ「本当ですか?」と絶句し、大感激していたという。8日の第1回交渉時に杉内サイドから「残りの野球人生の全てを受け止める覚悟をみせてほしい」と懇願された巨人側の答えが、これだった。酒井弁護士は「金銭的なものはこちらも毛頭考えていなかった」とした上で「120%のお答えをいただいたのかなと思っている」と満面の笑みをもらした。

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2011年12月17日のニュース