「ローテを1年間守る」和田がオリオールズ入団会見

[ 2011年12月16日 09:27 ]

オリオールズ入団会見でユニホームに袖を通し、笑顔を見せる和田毅投手

 プロ野球ソフトバンクからフリーエージェントとなり、米大リーグのオリオールズと2年契約を結んだ和田毅投手(30)が15日、ボルティモアの本拠地球場オリオールパークで入団会見に臨み「メジャーリーグの雰囲気に憧れ、投げたいと思っていた。ローテーションを1年間守る」と、期待される先発としての責任感を口にした。

 真新しい背番号「18」のユニホームに袖を通し、マウンドにも立った。

 和田は昨季最多勝を獲得してパ・リーグ最優秀選手に選ばれ、今季は16勝5敗、防御率1・51で、チームの8年ぶりの日本一にも貢献した。米メディアによると今回は2年総額815万ドル(約6億4千万円)の契約となる。

 オリオールズは3度ワールドシリーズを制した名門だが、ア・リーグ東地区で4年連続最下位に沈むなど、負け越しが14年続き低迷している。

 ▼和田の話 自分が入ってチームが変わったと言われるように頑張りたい。スピード表示では(球速は)出ないが、空振りを取ってきた自負はある。直球とチェンジアップが武器なので、コンビネーションで勝負できればと思う。

 ▼オリオールズ・デュケット編成本部長の話 ツヨシは抜群の制球力を誇り、直球、変化球ともに切れがある。日本での実績を見れば、メジャーにも十分適応できるだろう。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年12月16日のニュース