巨人 杉内に背番号18提示 代理人は「最大限の思い」と評価

[ 2011年12月16日 16:19 ]

 ソフトバンクからフリーエージェント(FA)宣言した杉内俊哉投手(31)の代理人が16日、東京都内のホテルで巨人と2度目の入団交渉を行い、背番号18の提示を受けた。杉内本人は同席しなかったが、代理人の酒井辰馬弁護士は「杉内を受け止める覚悟を結晶させたもの。金銭以外で示せる最大限の思い」と評価した。

 18番は故藤田元司氏、堀内恒夫氏、桑田真澄氏など歴代の名投手がつけた背番号で、桑田氏が2006年に退団して以降は空いたままになっていた。原沢敦球団代表は「歴史と伝統のある番号。新たな歴史をつくってほしい」と話した。

 杉内は残留を求めるソフトバンクとも交渉を行っている。酒井弁護士は「週末に福岡で杉内と話し合い、週明けには結論を出したい」と話した。

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2011年12月16日のニュース