元ヤクルト・高津 来季から新潟の選手兼任監督に就任

[ 2011年12月16日 06:00 ]

 プロ野球歴代2位の通算286セーブをマークし、今季はBCリーグの新潟アルビレックス・ベースボールクラブでプレーした元ヤクルトの高津臣吾投手(43)が来季から選手兼任監督に就任することが15日、分かった。16日に発表される。選手兼任監督はBCリーグでは初めて。

 高津はメジャーでも通算27セーブを記録し、その後は韓国、台湾でも守護神として活躍。今季は名球会の選手として初めて独立リーグでプレーし、27試合で0勝2敗16セーブ、防御率2・16だった。今季監督を務めた橋上秀樹氏(46)が先月、巨人の1軍戦略コーチに就任したことを受け、新潟は選手兼任での監督就任を要請していた。

 新たな挑戦となる高津は「1年間新潟でプレーし愛着もあるし、指導者として勉強できることは今後にも役立つと思う」とコメント。選手兼任となることには「リリーフなので難しい部分もあるし、不安もある。でも、野球が好きなので」と現役にもこだわる。かつてバッテリーを組んだ古田敦也氏はヤクルトで06年から2年間、捕手兼監督を務め、「代打、オレ」が話題を呼んだが、来季は新潟で「ピッチャー、オレ」が見られそうだ。

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2011年12月16日のニュース