高野連 初の処分取り消し 内規の周知不十分と判断

[ 2011年12月16日 06:00 ]

 日本高野連は15日、持ち回りの審議委員会を開き、入試で野球の実技試験を実施したとして、3カ月の謹慎処分を受けた小林(宮崎)の監督について、処分を取り消し、不問とすることを決めた。

 日本高野連によると、一度出された処分が取り消されるのは初めて。全国の体育コースと体育学科を持つ約200校を調査したところ、29校から同様の違反が報告された。日本高野連は内規の周知ができていなかったと判断。処分差し戻しを申請し、同協会が14日に差し戻しを決めた。

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2011年12月16日のニュース