阿部２打席連発　守っては中大の後輩・沢村を好リード

＜巨・ヤ＞４回、１６号ソロを放つ阿部

セ・リーグ 巨人６－１ヤクルト

（9月20日 東京Ｄ）
　巨人は本拠東京ドームで今季初の３発を放っての快勝劇。阿部は１点差の４回に右越え１６号ソロ、６回無死一塁では右中間への１７号２ランと２打席連発に「１本目はちょっと先っぽだったけど打球が切れなかった。２本目は手応えは十分でした」と振り返った。

　守っては中大の後輩、沢村を「すぐ投げたがるからサインを出さないでボーッとしたり、ゆっくりボールを返したりね」と投球のテンポをうまく引き出して好リード。原監督も「丁寧に慎之助がリードしていたと思います。いい手綱さばきをしてくれた」と評価した。残り２２試合で首位のヤクルトとは７ゲーム差だが、阿部は「追うものの強みを出したい」と意気込んだ。

　▼巨人・寺内（５回２死三塁で左翼線二塁打）初球からいいスイングができた。中途半端なスイングは避けようと思って打席に入った。

　▼巨人・フィールズ（２回の先制２号２ランなど２安打）ホームランを打つとやっぱり気分がいい。僕たちは諦めていない。昔のフィールズじゃない。まだ足りない。もっと行ける。