伊勢工 痛かった二塁ベース踏み忘れ「舞い上がっていた」

[ 2011年8月6日 15:57 ]

初戦で敗退し、グラウンドの土を集める伊勢工ナイン

第93回全国高校野球選手権大会1回戦 伊勢工0―4金沢

(8月6日 甲子園)
 「力不足でした」。プロ注目右腕、金沢・釜田に10三振を喫し、23年ぶりの甲子園で悲願の1勝はならなかった、伊勢工・三浦英敏監督は完敗を認めるしかなかった。

 序盤は長打も飛び出し、先制機をつかんだかに見えたが、悔やまれるのは初回、中越えに長打を放った橋本の二塁ベース踏み忘れ。金沢のアピールでアウトとなった。

 「甲子園の1打席目で舞い上がっていた。少しでも先の塁へという意識があった」と橋本。松井主将「小さなミスの積み重ねで相手に流れを渡してしまった。勝負どころで相手が少し上だった」と唇をかんだ。

続きを表示

この記事のフォト

2011年8月6日のニュース