福留、移籍後初マルチ!苦手?な左腕から3安打

[ 2011年8月6日 06:00 ]

レッドソックス戦の9回、左翼フェンス直撃の適時二塁打を放つインディアンス・福留

ア・リーグ インディアンス7―3レッドソックス

(8月4日 ボストン)
 インディアンスの福留孝介外野手(34)が4日(日本時間5日)のレッドソックス戦で移籍後初のマルチ安打となる3安打1打点と活躍した。

 2点を追う2回1死一塁で右前打し同点機を演出すると、9回は2死一、三塁から左翼フェンス直撃の適時二塁打でダメ押し点を叩きだした。首位タイガースに3ゲーム差に迫り「先に点を取られてもすぐに追いついたりとか、いい勝ち方だったんじゃないかな」と充実した表情を見せた。

 この日の3安打は全て左投手を攻略したもので、左腕からの1試合3安打は自身メジャー初。カブス時代は09年に打率・164と苦しむと、「左に弱い」というレッテルを貼られ、左腕の先発試合は原則ベンチだった。

 しかし、新天地ではマニー・アクタ監督が「相手が左だろうが右だろうが、彼がわれわれの正右翼手」と移籍後、7試合全てで先発起用。8回の中前打の後には移籍後初盗塁に成功した福留は「(左投手でも)早いカウントで狙い球を絞るとか、打席の中で駆け引きができるようになった」と手応えを語った。

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2011年8月6日のニュース