打撃戦なら任せろ!早実 ビッグイニングで逆転 連覇にあと1つ

[ 2011年7月28日 11:36 ]

第93回全国高校野球選手権西東京大会準決勝 早実11―5佼成学園

(7月28日 神宮)
 前半戦、追いかける展開だった早実が5回に一挙5点を奪い逆転。6、7回にも追加点を入れ、12安打11得点で佼成学園との打撃戦を制し、決勝に進出。2年連続29回目の夏優勝にあと1勝となった。

 2点を追う早実は5回、犠飛と内野安打で同点にすると、さらに右翼線2点三塁打と、中前打で3点を奪い、佼成学園を突き放すと、6回には萩生田の左越え2点本塁打で2ケタ得点に乗せた。

 早実の安田主将は「接戦なら気持ちで負けないつもりだった。決勝は挑戦者という気持ちを忘れずにやっていきたい」と連覇へ気を引き締めた。

 37年ぶりの甲子園を目指した佼成学園は初回に先制し、5回にも中川の本塁打で試合を優位に進めたが、5回にエースの溝口がつかまり、リリーフ陣は早実の勢いを止めることができなかった。

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2011年7月28日のニュース