劇的逆転サヨナラ!藤代 監督の“ミス”取り返した「大感謝の試合」

[ 2011年7月28日 13:48 ]

第93回全国高校野球選手権茨城大会決勝 藤代6―5霞ケ浦

(7月28日 水戸市民)
 第93回全国高校野球選手権茨城大会決勝は28日、水戸市民球場で行われ、常総学院を準決勝で破った藤代と霞ケ浦が激突。1点を追う藤代は9回、2死一、三塁から5番満の左前適時打で同点とすると、6番佐藤が右中間を破るサヨナラ打で逆転勝ち。6年ぶり2回目の甲子園出場を劇的な勝利でつかみ取った。

 藤代の菊池監督は「わたしが2手3手、下手を打ちまして、でも子どもたちの力で勝たせてもらったので、大感謝の試合でした」とホッとした表情で話した。

 今年のチームは力がないと言い続けてきたが、今夏の茨城大会は6試合中4試合が逆転勝ち。「真面目な子どもたちで、こちらがやりなさいと言ったことは本当にやってくれるので、最後に何かをやってくれる粘っこさは培われていたのかなと思います」と称えた。

 初出場を目指した霞ケ浦は2年連続決勝進出も悔しいサヨナラ負け。5回に3点をリードも、藤代の2番手内藤の前に追加点が奪えなかったのが後々響いた。

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2011年7月28日のニュース