藤本 9回2死から勝ち越し3ラン!

[ 2011年7月1日 21:04 ]

9回、勝ち越しの3ランを放った藤本(10)を笑顔で迎えるヤクルト・小川監督

セ・リーグ ヤクルト4-1広島

(7月1日 マツダ)
 ヤクルトが藤本の一発で試合を決めた。藤本は1―1の9回2死一、二塁から右翼席へ今季1号3ラン。「どうやって打ったか分からない。もう一回打てと言われてもなかなか難しい」と自分でも信じられない様子だった。昨秋に腰を手術し開幕時は2軍。実績十分の33歳も今季は定位置がなく、この日は休養のベテラン宮本に代わっての先発出場だった。「僕も必死。試合に出るからには何とかして結果を出したかった」と語った。

 小川監督も 「まさか。まさかと言っちゃ失礼かもしれないけどね」と笑顔を見せていた。

 2番手の久古が4勝目、押本が2シーズンぶりのセーブ。広島は打撃が淡泊で、前田健の適時打で1点を奪うのがやっとだった。

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