巨人 打線改造でようやく2点目奪った!

[ 2011年5月29日 06:00 ]

<ロ・巨>初回無死二、三塁、長野の右犠飛で生還した三走・坂本をグータッチで迎える原監督

交流戦 巨人2-0ロッテ

(5月28日 QVC)
 4試合続いた巨人の1点打線が、ようやく2点目を奪った。

 1―0の6回無死一、二塁で、阿部が昨年4月7日の阪神戦(甲子園)以来となる犠打を投前に決めた。「前の2打席でノー感じだったから、サインが出ていなくてもやってたよ」。主将の自己犠牲の精神に、続く矢野が右犠飛で応えた。

 坂本を13試合ぶりに1番、長野を昨年5月26日のソフトバンク戦(東京ドーム)以来の3番へと打線を改造。6回、2点目の本塁を踏んだ長野は初回、先制の右犠飛など1安打1打点。「1点しか取れなくてピッチャーに迷惑をかけていたので何とかしたかった」とホッとした表情を見せた。

 唐川に11三振を喫するなどそれでも全開まではほど遠い。原監督は「長野は機能してくれた。いま、攻撃の部分で多くを語ることはできない。きょう2点取って勝ったというところで、あすからステップアップの材料にしたい」と最後まで控えめだった。 

 ▼巨人・矢野(6回の右犠飛など2安打1打点)いい感じで打てていたので、甘い球がきたら行こうと思っていた。(犠打を決めた)阿部さんもいろんな思いがあったろうし、気持ちで打てた。

 ▼巨人・岡崎ヘッドコーチ(打線組み替えに)これだけチームが停滞すると何らかの変化をつけないといけないからね。

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2011年5月29日のニュース