松中&田上 途中出場の「大砲」が決めて7連勝!

[ 2011年5月29日 06:00 ]

<ソ・横>お立ち台でガッツポーズのソフトバンク・田上(左)と松中

交流戦 ソフトバンク6-5横浜

(5月28日 ヤフーD)
 ベンチスタートの2人の「大砲」が勝負を決めた。ソフトバンクは8回、連打と四球で2死満塁と攻めた。ここで代打で起用された松中が元同僚の篠原のスライダーを中前に運んで同点。続く一、二塁から途中出場の田上が中前適時打を放って勝ち越した。

 秋山監督は「打線はワンチャンスで集中している」と目を細めた2人の活躍。かつてのリーグ3冠王・松中は左手親指痛で5月1日に出場選手登録を外れ、復帰後は代打出場が続いていた。26本で09年のチーム本塁打王・田上は新加入した細川に追いやられるように2軍スタート。この日が2試合目の出場だった。「悔しかった」という思いを結果につなげた田上は「なかなかチャンスがない。こういう時に仕事ができて良かった」と喜んだ。

 2試合連続完封中だった杉内が序盤に4失点で6回降板。まさかの展開で、ベンチが一丸となって逆転につなげた。「みんなが競争してやっている。チームの状態はいい」と松中。チーム内の切磋琢磨(せっさたくま)が、交流戦9試合負けなし。引き分けを挟んでの7連勝という結果につながった。

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