榎田も…サヨナラ打浴びプロ初黒星 阪神借金8

[ 2011年5月29日 06:00 ]

<楽・神>10回裏1死二塁、サヨナラ打を浴びた阪神の榎田(右)は城島に慰められる

交流戦 阪神2―3楽天

(5月28日 Kスタ宮城)
 阪神の榎田が、サヨナラ打を浴び、プロ初黒星を喫した。

 延長10回に2番手でマウンドに上がると、先頭の草野に四球を与えた。制球のいい左腕が「あれが全て」と悔やんだ痛恨の走者を犠打で送られ、1死二塁。そして続く横川の打球が、前進守備の左翼手の頭上を越えた。ルーキーの12試合ぶりの失点が、チームにとっては3連敗につながった。真弓監督も「先頭打者の四球が痛かったね」と、振り返った。チームの借金は今季最多8。セ・リーグでは過去、借金8から優勝したチームがないという嫌なデータもある。早くも追い詰められた状況だ。

 ▼阪神・能見(9回4安打2失点も勝ち星に恵まれず)点を取ってくれているし、よく守ってくれた。助かっている方が大きい。

 ▼阪神・鳥谷(右手人さし指負傷から9試合ぶりの遊撃守備でワンバウンドの好送球も)下(グラウンド)が濡れていたんでね。ケガの影響?大丈夫です。

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2011年5月29日のニュース