城島、1000打点達成“予告”「貢献できれば」

[ 2011年5月10日 06:00 ]

遠征を終え新潟を後にする城島

 大台到達で連敗を止める。阪神の城島健司捕手(34)は現在、日米通算998打点(日本800、米国198)で、節目の1000打点にあと2と迫っている。新潟から帰阪した9日、「あと2なの?よしっ。打点がつけばチームに点が入るってことだからね。1000でも1001でもいいから、貢献できればいい」と10日からの広島との3連戦での達成へ力を込めた。

 昨年11月に左膝手術を受けた影響を考慮し、前日(8日)の横浜戦は今季2度目の“休養日”で出番なし。今季初の同一カード3連敗はベンチで見届けた。借金が今季最多の3となり、「チームが軌道に乗っていく上では最低、(勝率)5割で戦っていかないと。空気も重くなるし」と1試合でも早い完済を誓った。

 波に乗れない状況で迎え撃つのは、首位タイと好調の広島だ。勢いの差は歴然だが、ジョーは現在、5試合連続で安打を放ち、3試合連続で打点をマーク。前日休んだことでコンディションも万全だ。「関西に帰れば落ち着いてできる。カードが変わるのと場所が変わるのは、いい仕切り直しだと思うんで、もう一回ね」。1000打点を喜ぶために、チームの勝利は絶対に欠かせない。

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2011年5月10日のニュース