岩隈 痛恨の1球…エース対決で中田に2ラン被弾

[ 2011年5月10日 21:59 ]

9回途中、右肩の違和感を訴え降板する楽天・岩隈(中央)

パ・リーグ 楽天0―2日本ハム

(5月10日 Kスタ宮城)
 楽天の岩隈が中田へ投じた直球が、シュート回転して中に入る。打球は追い風に乗り、バックスクリーンへ。6回。この日唯一の失投といえる1球が痛恨の2ランとなり、マウンド上の右腕は顔をゆがめた。

 「意識せざるを得ない投手」というライバル、ダルビッシュとの投げ合いは、期待通りの投手戦になった。岩隈は丁寧に低めを突き続け、この一発以外は危なげない内容だった。それだけに、星野監督は「私も悔しいが、岩隈はもっと悔しいだろう」と責めることはしなかった。

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2011年5月10日のニュース