松坂 正妻候補に好印象「日本の捕手と構え方が似ている」

[ 2011年2月17日 09:14 ]

練習後、笑顔で記者の質問に答えるレッドソックス・松坂(左から2人目)

 キャンプ最初のマウンドとしては上々だった。レッドソックスの松坂大輔投手は、今季から正捕手を務める予定のサルタラマッキアを相手に40球を投げた。全力とはいかないが、バランスの良いフォームから、ミットがほとんどぶれない投球。安定感が目立った。

 松坂は「日本の捕手と構え方が似ているので、投げやすい」と新しい女房役について好印象を口にした。自身の仕上がりには「感覚的なものだが、上半身を8としたら下半身は6くらいの(力の)割合で投げた。上を8のままで、下を10にしていけば(フォームに)力感が出て、ボールにも力が出てくる」と独特の言い回しで説明した。

 この日初めて投球を目にした新任のヤング投手コーチは「体調は万全と報告を受けている。速球、変化球ともにコースに投げ分けていたし、先発の一員として信頼している」と満足そう。同コーチは昨年までアスレチックスに在籍。「緩急がつけられる、引き出しの多い投手」と分析していた松坂を、頼もしそうに見つめた。

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