斎藤の練習初日に2500人!ファンは「北海道まででも行く」

[ 2011年1月12日 18:05 ]

 プロ野球日本ハムのドラフト1位、斎藤佑樹投手(22)=早大=が12日、千葉県鎌ケ谷市の鎌ケ谷スタジアムで始まった新人合同自主トレーニングでプロ生活を本格スタートさせた。注目のルーキーは「体を壊さないように体づくりとケアをしっかりしたい」とさわやかに話した。

 大勢の報道陣に囲まれて球場入りした斎藤投手は、オレンジ色のマフラーとシューズが目を引く姿で練習した。キャッチボールなどで体をほぐし、午後は室内で筋力トレーニングに励んだ。ランニングで約4時間の練習を締めくくり「自分のペースを守って、といつも思っている」と注目を集め続けた一日を振り返った。

 話題の斎藤投手を一目見ようと球場には約2500人のファンが集まり、カメラ付き携帯電話で撮影するなど一挙手一投足を熱心に追いかけた。自主トレでは異例の警備員16人が場内整備に当たり、梨田昌孝監督は「注目されて大変だけれど、慌てることはない」と思いやった。

 2軍戦を観戦し続けているという千葉県柏市の征矢広美さん(52)は「こんなに人がいたことはなかった。斎藤君が投げるなら北海道まででも行く。プレッシャーにつぶされないで頑張ってほしい」と話した。

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2011年1月12日のニュース