MVPでもまだまだ 和田「去年は去年 成績には満足していない」

[ 2011年1月12日 16:59 ]

自主トレーニングを公開し、打撃練習する中日の和田

 昨季、最年長でセ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた中日の和田一浩外野手(38)が12日、佐賀県武雄市内で本格的に始動、自主トレーニングを公開した。プロ15年目のシーズンに向け「去年は去年。1年間試合に出続けて、チームの勝利に貢献したい」と意気込みを語った。

 この日の午前中は冷え込みが厳しく、雪もちらつく天候だったが、オリックスの赤田将吾外野手(30)らとともにランニングから開始。ノックやトス打撃など、約3時間半、精力的に取り組んだ。オフの間も体を動かしていたといい「体重も変わっていないし、順調にきている」と話した。

 4年ぶりのリーグ優勝に貢献した昨季は全試合に出場し、自己最多の37本塁打をマークした。それでも「去年の成績には満足していない。今季は打てるゾーンを広げていきたい」と、さらなる向上を誓った。

続きを表示

2011年1月12日のニュース