松坂 斎藤に金言「抜くことを知らないと体にくる」

[ 2011年1月12日 11:01 ]

 日本ハムの新人合同自主トレーニングでランニングするドラフト1位の斎藤佑樹投手(中央手前)ら
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 レッドソックスの松坂は、11日に入寮した日本ハム・斎藤へ自らの限界を知る大切さを訴えた。「年間を通じて野球漬けになることは初めてのことだし、自分の体のピークを知ることが大事。それを知ることで、逆に練習ペースを落としたり、上げたりできると思う」と語った。

 自らの経験に即したアドバイスだ。「抑えろと首脳陣に言われても、体は動くのでキャンプは持つ。でもそこから抜くことを知らないと、オープン戦で体にきてしまう」と松坂。1年目の選手にとっては手応えを得るために重要な3月のオープン戦の時期を無駄にしてしまう危険性を指摘した。
 「実戦の中で手応えを感じることが少なくなる。逆に早い時期にピークを持ってこられれば、開幕にも合わせやすくなる」。12日から新人合同自主トレを行う黄金ルーキーへは最高の金言となるはずだ。

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2011年1月12日のニュース