九州学院 先発全員安打&全員得点で大勝!

[ 2010年8月8日 06:00 ]

<松本工・九州学院>1回1死満塁、九州学院・富高は走者一掃のタイムリー二塁打を放つ

 【九州学院14―1松本工】九州学院が歴史的大勝だ。夏の甲子園開幕カード史上初となる先発全員安打&全員得点で18安打14得点。また、開幕カードでの13点差勝利も、49年に水戸商(茨城)が16―3で海南(和歌山)を破って以来、61年ぶりのことだ。

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 坂井監督は「正直、打ちすぎですね」。初回1死満塁から、富高が走者一掃の二塁打を放った。「しっかり(バットを)押し込めた。どうしても先制したかったので気持ちで打った」。富高は4回にも適時二塁打を放ち、計5打点をマーク。5日の練習中に熱中症とみられる症状で救急車で病院に搬送され、6日の開会式リハーサルを欠席するなど、体調は万全ではなかったが、本番ではこの5番打者が最高に輝いた。同校は99年夏も開幕戦に挑んだが、2―3で青森山田に逆転負けした。それだけに坂井監督は「きょうは最初から最後まで攻めにいこうと思っていた」と、11年前の雪辱を果たし安どの表情だった。

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2010年8月8日のニュース