後半戦初の福留 攻守に貢献も「もったいないね」

[ 2010年8月8日 09:41 ]

レッズ戦の3回、フィリップスの右翼線寄りの浅いライナーをダイビングキャッチ、一塁へ送球し併殺としたカブス・福留

 カブスの福留孝介外野手は7日、シカゴでのレッズ戦に「1番・右翼」で出場し、2打数1安打だった。内容は四球、右翼線二塁打、遊ゴロ、四球、四球で打率は2割5分3厘。チームは3―4で敗れた。

 福留は3回、右翼線寄りの浅いライナーを「捕れると思ったから飛んだ」とダイビングキャッチ。飛び出した走者を一塁で刺し、併殺にした。
 その裏の打席では「内角の球にうまく反応できた」と右翼線への二塁打。後続の犠飛などで、一時は同点となるホームを踏んだ。
 2試合連続で先発に名を連ねたのは、後半戦で初めてだが「いつもそのための準備はしている」と話す。3点を追う9回には「アウトになる確率が高い球に、手を出しても仕方がない」と、三つ目の四球を選んで満塁のチャンスを作ったが、1点差に詰め寄るのが精いっぱい。「もったいないね」と苦い表情で球場を後にした。(共同)

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2010年8月8日のニュース