松本工ドラフト候補右腕15安打12失点「修正する余裕がなかった」

[ 2010年8月8日 07:55 ]

<松本工・九州学院>松本工の先発・柿田

 【松本工1―14九州学院】チームを春夏通じて初出場に導いた松本工のドラフト候補右腕、柿田が開幕戦で派手に散った。

 初回1死から3連打で満塁とされると、富高に走者一掃の左中間二塁打で3失点。その後も打ち込まれ、5回15安打12失点に「浮足立ってしまった。直球を狙われていたけど、修正する余裕がなかった」と肩を落とした。
 最速143キロの直球を武器に、長野大会は6試合60回を1人で投げ抜いたが、その実力を発揮できず。中村監督は「力を出す前に打たれた。不運な当たりもあった」とかばったが、柿田は最後に「悔しい」と言い、進路については「今の時点では答えは出ません」と慎重だった。

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2010年8月8日のニュース