西武ストップ！中継ぎ陣崩壊＆守備もミス

＜楽・西＞２回無死、野上はルイーズの打球を取りそこねて悔しがる

　【西武８－１０楽天】首位を走る西武が、らしくない逆転負けで５連勝を逃した。

　３点リードの６回に、中継ぎ陣の乱調と守備のミスが重なる悪循環で７失点。渡辺監督は「ウチとしたらやっちゃいけないゲーム。６回にムダな点をやりすぎた。投手も含めてディフェンスでもろさが出た」と振り返った。

　先発の野上が５回まで１１６球を要したため、６回からは継投で逃げ切りを図った。１死一、二塁から併殺崩れで走者を残したことが大量失点の引き金に。４番手の小野寺が同点とされると、直後の２死一、三塁では、三ゴロをさばいた黒瀬の二塁送球を原が捕球できず（記録は原の失策）勝ち越しを許した。黒瀬は「あれで試合が決まってしまった。次やらないように練習します」と猛省。打線は１２安打で８得点を奪っただけに、後味の悪い敗戦となった。

　▼西武・野上（今季２度目の先発で５回７安打２失点）テンポ良く投げられなかった。もう少し攻めないといけなかった。