連敗止めたランドルフ 開幕投手で最後の初白星

[ 2010年6月24日 22:36 ]

 【横浜5―2中日】開幕戦から約3カ月。横浜で初の外国人開幕投手を務めたランドルフが、12人の中で最後に今季初白星を手にした。10度目の先発で、開幕からの連敗を6で止めた左腕は「チームの連敗を止めた上に、自分の1勝目でもあり、2倍うれしい」とはにかんだ。

 左脇の故障から復帰し、5月16日以来の1軍マウンド。一回、1番の荒木に三塁打されたが、連続三振などで切り抜けた。高めのボール球に中日の打者が手を出すほど直球に力があり、沈む変化球は効果を増した。好調の中軸を封じ込め、6回を3安打1失点だった。
 昨季は途中加入で5勝。三浦が出遅れた今季は大役を任された。援護に恵まれずに勝ち星から遠ざかったが、「それが野球の面白いところ。先発が試合をつくることが勝つ条件。これを続けたい」。低迷脱出のキーマンは、さらりと言って先を見据えた。

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2010年6月24日のニュース