ガイエル、公式戦初“ビデオ判定弾”に笑顔

[ 2010年3月28日 06:00 ]

 【ヤクルト10―5巨人】27日の巨人―ヤクルト2回戦(東京ドーム)で、本塁打かどうかの判断をめぐり、ビデオ映像による確認が行われた。

 セ、パ両リーグは今季から、本塁打の判定に限りビデオ判定を導入しており、公式戦で適用されるのは初めて。9回にヤクルトのガイエルが放った中越えの飛球を名幸一塁塁審はフェンス上部に当たったとしてインプレーと判定。
 しかし責任審判員の森二塁塁審がビデオ判定を採用。映像を確認した結果、フェンスを越えていたとして本塁打とされた。森審判員は「バックネット方向からの映像だけなので、何度も慎重に見た。別角度の映像が欲しいと強く感じる」とした。
 巨人・清武球団代表も「(別角度の映像の導入は)理事会で話題になると思う」と話した。当事者のガイエルは「素晴らしいルールだ。(二塁ベース上で巨人の)坂本が“入っていたよ”と言ってくれていた」と満面の笑みだった。

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2010年3月28日のニュース