大垣日大 高田が決めた!葛西も160球完投

[ 2010年3月28日 06:00 ]

<大垣日大・川島>ベンチで指示を出す大垣日大・坂口監督

 【センバツ第5日 大垣日大3―2川島】昨秋の明治神宮大会覇者、大垣日大(岐阜)がサヨナラ勝ちで初戦を突破した。「魂の一打」と阪口監督をうならせたのは、4番・高田。10回2死満塁で内角直球を右前へ運び「僕が最後に決めてやると思っていたのでうれしくて涙が出そうになった」。エースの葛西(かっさい)も160球完投で12三振を奪い阪口監督の春夏通算33勝目をプレゼント。公式戦無敗記録を19に伸ばした指揮官は「こういう試合をモノにすると絶対強くなる」とうなずいた。

 <川島 延長10回サヨナラ負けも「よくやった」>21世紀枠で出場の部員18人の川島(徳島)が明治神宮大会覇者を追い詰めた。「秋の王者に対して、32校で一番弱いと言っていたチームが一歩も引かずによくやった。いつも練習している川島の野球ができた」と北谷監督はナインを称えた。エース東谷の力投で9回まで2失点でしのいだが、延長10回にサヨナラ負け。東谷は「自分の投球が全国で優勝するようなチームに通用した。また夏挑戦したい」と収穫を口にした。
 ▼川島藤畠(2失策)守り勝つ野球をするチームの主将として申し訳ない。自分のミスで負けた。

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2010年3月28日のニュース