由伸、3戦連発!2年ぶり開幕スタメン決定的

[ 2010年3月23日 06:00 ]

6回2死一塁、巨人・高橋が左翼に2ランを放つ

 【巨人6-8横浜】巨人・高橋が横浜戦の6回に3試合連続本塁打を放ち、打率・469、4本塁打、7打点でオープン戦を終了。昨季はわずか1試合の出場で9月に腰を手術した男が、2年ぶりの開幕スタメンをほぼ手中に収めた。

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 時間にすればコンマ数秒。完全復活を予感させる動きだった。小林太の147キロの内角直球。スイングのために始動した高橋は、次の瞬間上半身を一塁方向にそらした。バットと体の間に距離を置き、左方向に打つことで詰まるのを防止。左翼から右翼への風の影響もあって打球は切れず、左翼ポールを直撃した。
 腰が万全でなければ不可能な一瞬の判断と動作。最後の3試合で4発を放ち、一塁での開幕スタメンを決定づけた高橋は「手術やキャンプインの時は不安もあった。でも少しずつ期待や自信も出てる」と笑う。天才の復活で打順の選択肢が増した原監督も「チームはいい方向にいっている」と手応えを語った。
 休日の23日には1軍メンバーでの決起集会が行われる。開幕は3・26。原巨人がリーグ4連覇への準備を整えた。

 ▼巨人・伊原ヘッドコーチ(高橋について)今年のために、昨年腰を手術している。あとは再発しないようにするだけ。

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2010年3月23日のニュース