松坂、4・20レイズ戦で公式戦初登板へ

[ 2010年3月23日 06:00 ]

ファンにサインをせがまれる松坂

 レッドソックスの松坂大輔投手(29)が21日(日本時間22日)、マイナーの紅白戦で今季初の実戦登板。2回を無安打無失点に抑え、4月19日(同20日)の本拠地レイズ戦で公式戦に初登板する方針が固まった。

 「直球も変化球も全体的には悪くなかった。これからはできるだけ多くの打者と対戦していきたい」。初回に1四球を与えたが併殺で仕留め、2回は内野ゴロ3つと打者6人で抑えた。その後、首脳陣の指示で、さらに2人と対戦。32球を投じたが、1A中心の若手を相手にレベルの違いを見せつけた。
 復帰戦まで25イニングのノルマを設定したファレル投手コーチは今後について「次は25日のマーリンズ戦に2番手で登板させ、その後は先発陣で中4日の調整に入ってもらう。公式戦に入るまでには(球数を)95球にまで到達させたい」と説明。今後は25、30日とメジャー相手のオープン戦に投げ、4月4日の開幕後は4、9、14日にマイナー戦の登板を予定している。
 背中や首の張りの影響で約2週間も調整が遅れた松坂はシーズン初登板へ向け「スケジュールを崩さずにいきたい」と話した。

続きを表示

2010年3月23日のニュース