開星・野々村監督「末代までの恥」…高野連が調査へ

[ 2010年3月23日 06:00 ]

向陽に敗れガックリの開星・野々村監督(右)

 【センバツ第2日 開星1-2向陽】第1試合で向陽に敗れた開星・野々村直通監督(58)が試合後「腹を切りたい」などと不適切なコメントをしたとして、日本高野連が事実確認を行うことになった。

 同校は昨秋中国大会覇者で今大会優勝候補の一角に挙げられていたが、21世紀枠の向陽に1―2で初戦敗退した。野々村監督は試合後のお立ち台で何を問われても数分間沈黙。しばらくして「全国で恥をかきました。21世紀枠に負けたことは末代までの恥。こんな試合しかできないのは監督の力が足りないということ。もう野球をやめたい。腹を切りたい。死にたいですね」という発言を繰り返した。その後の地元テレビ局の取材も「もう野球の話はしたくない」として拒んでいた。
 21世紀枠は昨秋都道府県大会8強以上で、地域への貢献活動など競技以外の活動を加味して3校を選出している。日本高野連・小森事務局長は「実際に聞いていないので事実確認します。相手に対する発言の部分は確認しないといけない」として、事実を確認した上で今後の対応を検討するとした。

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2010年3月23日のニュース