あふれる涙止まらず…菊池それでも「悔いはありません」

中京大中京に敗れ、佐藤涼と抱き合って悔し泣きする菊池雄（右から２人目）ら花巻東ナイン

　【花巻東１－１１中京大中京】あふれる涙が止まらなかった。チームメイトに体を支えられながら引き揚げてきた花巻東の菊池は報道陣に囲まれると、しばらく何も話せず肩を震わせて再び泣き崩れた。

　「みんなに最後まで心配をかけてしまって…。最後までマウンドにいられず、申し訳ない」。絞り出すように話した菊池だが「悔いはありません」と言い切り、甲子園に別れを告げた。