中大 12安打も2点止まりで初戦落とす

[ 2008年6月8日 06:00 ]

 【中大2―4駒大】東都大学野球リーグの1、2部入れ替え戦第1日は7日、神宮球場で行われた。元巨人・高橋善正監督(64)率いる2部1位の中大が2―4で1部6位の駒大に敗れ、1部昇格に向け苦しい立場に追い込まれた。打線は12安打を放ったが、9残塁の拙攻で追加点が遠かった。駒大は少ない好機を生かし、残留に王手をかけた。2回戦は8日に行われる。

 中大は相手の2倍となる12安打を放ちながら、あと1本が出なかった。指揮官としては初めて神宮球場で采配を振るった高橋監督は「あんなにランナーが出たのに。勝負強さがないね」と渋い表情。エース・美馬学を故障で欠き、4投手の継投で粘ったが、5回以降は打線が援護できず。それでも「1部と2部の差はそんなにない。あさってまで行くしかない」と6季ぶりの1部復帰に闘志を燃やしていた。

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2008年6月8日のニュース